世界遺産登録に向けて盛り上がる明日香村で、今もっとも”映える”歴史スポットといえば、2022年に整備が完了したばかりの「牽牛子塚(けんごしづか)古墳」。
子どもに一言で伝えるなら、「白いピラミッドみたいな、昔の女王さまのお墓」!
普通の古墳とは一味違った魅力と、子連れでのポイントをご紹介します♪
二上山の石が放つ「白い八角形」の正体

まず驚くのが、その姿。
草に覆われた山ではなく、白い石で覆われた八角形の形をしており、「日本のピラミッド」とも言える美しさ!(経年変化で味が出てきてる…!)


古墳と言えば、円墳・方墳・前方後円墳…だけじゃないことに驚いた!
八角形の古墳はとても珍しく、この形は古代中国の思想で「天皇の権威を象徴する特別な形」と考えられていました。
そのため、天皇級の人物の墓である可能性が高いとされています。


さらに、墳丘の斜面には奈良と大阪の境にある二上山から切り出した凝灰岩が敷き詰められています。


古墳内部には「横口式石槨(せっかく)」と呼ばれる石室があり、約80トンの巨大な石をくり抜いて2つの墓室が設けられています。



1400年前の技術とは思えない精巧な加工や、その大きさに驚き…!
女帝・斉明天皇のロマンと寄り添う家族の絆
この「牽牛子塚古墳」は、日本書紀の記述から女帝・斉明天皇と、その娘である間人皇女(はしひとのひめみこ)の墓ではないかと考えられています。


すぐ隣には「越塚御門(こしつかごもん)古墳」があり、こちらは斉明天皇の孫にあたる大田皇女(おおたのひめみこ)が眠るとされています。



母、娘、孫がすぐそばで眠っていたのかと思うと、なんだか胸が熱くなるよね…!
子連れママ目線のポイント
駐車場なし!トイレは事前に済ませるのが◎
「牽牛子塚古墳」の周辺に駐車場はありません。
民家で道も細く、路上駐車は厳禁です。
道の駅「飛鳥」(徒歩約10分)もしくは「アグリステーション飛鳥」(徒歩約7分)の駐車場が利用可能なので、そこから徒歩で向かうようにしましょう。


道の駅「飛鳥」の駐車場は近鉄飛鳥駅すぐ。
駅ロータリーのトイレには自販機もあるので、ここでトイレを済ませ、飲み物を買ってから出発するのが子連れにはおすすめです。


「アグリステーション飛鳥」にもトイレ、自販機があります。


距離は「アグリステーション飛鳥」からの方が近いのですが、山沿いの細い道で、鳥獣除けの電線もあるため、小さな子には不向きです。


また、「牽牛子塚古墳」にも仮設トイレはあるものの、狭くて子どもには少し怖いかな?と思うので、事前に済ませるのがおすすめです。
スロープ完備でベビーカーでもOK!


「牽牛子塚古墳」は小高い丘の上に位置しますが、階段だけでなく、なだらかなスロープも完備。
ベビーカーや車椅子での訪問も可能です。
500円でガイド体験!
じっくり学びたいなら、事前予約制(500円)のガイド案内もあり!
「牽牛子塚古墳」の石室前や、「越塚御門古墳」の石室内(特別映像含む)で、ボランティアガイドさんによる詳しい解説を受けることができます。
※土日祝のみ(1, 2, 7, 8月は除く)、要事前予約。
アクセス
近鉄「飛鳥駅」から徒歩約10分。
施設詳細
| 名 | 牽牛子塚古墳・越塚御門古墳 |
| 住 | 〒634-0138 奈良県高市郡明日香村越131 |
| 問 | 0744-54-3240(飛鳥観光協会) |
| 時 | 24時間開放 |
| 休 | 無休 |
| HP | https://www.asukamura.jp/files/bunkazai_kengoshi_panf_2.pdf |
特集一覧:親子でめぐる「飛鳥・藤原の宮都」
当サイト「奈良の子連れお出かけマガジンcanoco[カノコ]」では、2026年の世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」のエリアを、親子で楽しめる視点で紹介しています。
巨石の古墳や謎の石、昔の都があった場所、広い公園など、子どもと一緒に発見しながらめぐれるスポットがたくさんあります。



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これを機に、親子でめぐって魅力を発見しよう♡
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