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canoco[カノコ]
\奈良×子連れをもっと楽しみたい!/

奈良出身在住の2児の母です。
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【特集】今こそ親子で知りたい!「飛鳥・藤原の宮都」

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目次

「飛鳥・藤原の宮都」世界遺産登録を目指して

「世界遺産」と聞いて、みんなは何を思い浮かべる?

荘厳な建築物、観光客でにぎわう名所、教科書に載るような象徴的な風景。
奈良だと、東大寺周辺や法隆寺を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

ですが今、奈良県が世界遺産への登録を目指しているのは、少し違う表情をもつ場所。
「飛鳥・藤原の宮都」です。

大和三山に囲まれた藤原宮跡で、風に揺れる四季折々の花。
キラキラと黄金色に染まる秋の棚田。
極彩色豊かな壁画が見つかった古墳。

大仏や五重塔のような、誰もが一瞬で思い浮かべる「完成形のアイコン」はここにはありません。
だけど、その足元には政治や文化、信仰が芽生えた痕跡が重なり、古代の風景がいまも静かに残されているのです。

「当たり前の風景」を、もう一度見る

正直に言うと、私にとって飛鳥・藤原の景色は、ずっと“特別”というより“当たり前”でした。

車で通り過ぎる藤原宮跡も、子どもの頃から見てきた棚田も、そこかしこにある古墳も、その場所に存在するのが自然すぎて、立ち止まって考えることなどありませんでした。

石舞台古墳も、小学校の遠足で一度中に入ったきり。
「大きな石が積み重なっている場所」という記憶のまま、大人になってからは「周辺の桜や菜の花が綺麗だなぁ」と外から眺めるだけでした。

でも、子どもとお出かけするようになってから、見え方が変わりました。

「これなに?」「なんでここにあるん?」と聞かれるたびに、子どもと同じように疑問を持ち、調べ、子どもへの伝え方を考えるようになったからです。

さらには、世界遺産登録を目指していると知ったことで「もう一度、この場所をちゃんと知りたい、子どもに伝えたい」と思うようになりました。

そもそも「世界遺産」って何

世界遺産とは、子どもにもわかるように言うと人類みんなで守っていくべき、かけがえのない場所のこと。

単に古いから、綺麗だからではなく、“その場所でしか語れない物語”があると認められた場所

日本にはすでに、法隆寺、古都奈良の文化財、姫路城、屋久島といった世界遺産がいくつも存在します。
いずれも、その土地の歴史や風景が、世界にとっても価値があると評価されています。

飛鳥・藤原も今、評価を受ける最終段階にあります。

なぜ「飛鳥・藤原」なの

飛鳥・藤原は、日本で初めて中央集権的な国のかたちが生まれた場所とされています。

今の奈良市に平城京ができるよりも前の、飛鳥から藤原へと都が移り変わる中で

  • 政治のしくみ
  • 都市のかたち
  • 仏教文化
  • 国家としてのルール

が少しずつ形づくられていきました。

藤原宮跡の広がりは、当時の都のスケールを伝え、明日香の里山風景は、古代の人々の暮らしを想像させ、キトラ古墳や高松塚古墳の壁画は、当時の精神世界を現在に伝えています。

派手な建築物が残っていなくても、この場所そのものが、日本という国の“はじまり”を語っている。
それが、「飛鳥・藤原の宮都」の価値です。

子どもに伝えるなら、
法隆寺や古都奈良が「出来上がった奈良」、
飛鳥・藤原は「作っている途中の奈良」という感じ!

2026年が意味すること

「飛鳥・藤原の宮都」は、2026年の世界遺産登録を目指しています。

もし登録されれば、国内外からの関心が高まり、観光客が増え、地域の価値が改めて見直されるでしょう。

でも、私が大切だと思うのは、外からどう見られるかだけではありません。

私たち住民が、この場所をどう見つめ直すか。

毎日通り過ぎていた藤原宮跡も、見慣れていた棚田も、「ただの風景」ではなく、世界に誇れる歴史と景観を持つ場所なのだと気づくこと。

そのためにも、まずは私たちが知ることが一番大事だと思っています。

子どもと一緒に、誇りを育てる

子どもと藤原宮跡に大空に向かって凧揚げをした日。
夕陽に照らされた棚田の稲穂を、眩しそうに見つめた日。
石舞台の中に入り、「めっちゃ寒い〜!」と叫んだ日。

そうした一つひとつの記憶が、「私たちが住んでいる場所って実は凄いところなんだ」という実感につながっていくのではないでしょうか。

2026年、もし「飛鳥・藤原の宮都」が世界遺産に登録されれば、それは教科書で知る出来事ではなく、家族で見てきた景色が世界に認められた瞬間になります。

この特集を通して、私自身も、そして読んでくださる方も、子どもと一緒にもう一度この場所を見つめ直すことで「こんな素晴らしい場所に住んでいる!」と胸を張って言える。

そんなきっかけになれば嬉しいです。

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