世界遺産登録に向けて注目が集まる明日香村。
その中でも圧倒的な迫力で多くの人を驚かせるのが、日本最大級の石室をもつ「石舞台古墳」。
田んぼが広がるのどかな風景の中に、突然あらわれる巨大な石のかたまりは、思わず「どうやって運んだの?」と見上げてしまうスケールです。
しかもここ、中に入ることができる全国でも珍しいスポット!
子どもに一言で伝えるなら…

ものすごく大きな石でできた、昔のお墓。しかも中に入れる!
そんな石舞台古墳の見どころと、子連れで楽しむポイントをご紹介します♪
日本最大級の石室をもつ古墳


奈良県の明日香村にある「石舞台古墳」は、7世紀初め頃に作られたと考えられている古墳です。
もともとは土で覆われた方墳(四角い古墳)でしたが、長い年月の中で土が流れ、今は巨大な石の石室だけが残っています。
使われている石は全部で約30個、総重量は約2300トンと言われており、中でも天井の石は特に大きく、1つが約70トンだとか!
どうやって運び、どうやって積み上げたのか、今でも多くの人が驚く古代の技術です。
名前の由来は「石の舞台」
「石舞台古墳」という名前は、石の舞台のように見えることから名付けられました。
昔、この石の上で人々が舞を踊ったという伝説もあり、そこから「石舞台」と呼ばれるようになったと言われています。
蘇我馬子の墓と考えられている
この古墳の被葬者ははっきりとはわかっていませんが、有力な説として飛鳥時代の有力豪族蘇我馬子の墓ではないかと考えられています。
蘇我馬子は、飛鳥時代の政治の中心人物で、仏教を広めるなど日本の国づくりに大きく関わった人物。
天皇ではなく豪族の墓と考えられている巨大古墳という点でも、「石舞台古墳」はとても珍しい存在です。
中に入ると巨大な石の部屋


「石舞台古墳」の特徴は、石室の中に入れること。
内部は石で組まれた箱のような空間になっています。





子どもは「おうちみたい!お墓なの?」「石がブロックみたい」と大興奮!
天井の隙間から空が見えるのも特徴で、古代の石の建物の中に入ったような不思議な感覚になります。
古墳の近くには、復元した石棺も展示されています。


展望広場から見ると古墳の形がわかる


「石舞台古墳」は近くで見ると巨大な石の集まりに見えますが、少し離れた展望広場から見ると、もともと四角い古墳だった形がよくわかります。
上から見ることで、古墳の大きさや構造も感じることができます。
春は桜と菜の花がきれい!
「石舞台古墳」の周辺は広い芝生が広がる公園になっています。
春には桜や菜の花が咲き、古墳と一緒に美しい風景を見ることができます。
夜にはライトアップが行われることもあり、昼とはまた違った幻想的な景色を楽しめます。
子連れママ目線のポイント
ベビーカーより抱っこ紐が安心
「石舞台古墳」の周辺には階段や段差があるため、ベビーカーより抱っこ紐の方が動きやすいです。
芝生は広く、小さな子どもでものびのび歩けますが、石室内には溝があるので足元には気をつけて。
広い芝生で遊べる
古墳周辺は、国営飛鳥歴史公園の石舞台地区。
芝生広場が広く、ピクニックや軽いボール遊びなどを楽しむ家族も多く見られます。
歴史スポットですが、公園感覚でゆっくり過ごせる場所でおすすめです。
トイレや自販機あり
古墳近くのトイレには、オムツ替え台、自動販売機もあり、子連れでも安心して立ち寄れます。アクセス
近鉄「飛鳥駅」からバスで約10分、バス停「石舞台」下車徒歩3分。
無料駐車場(数台)あり、周辺に有料駐車場あり。
施設詳細
| 名 | 石舞台古墳 |
| 住 | 〒634-0112 奈良県高市郡明日香村島庄 |
| 問 | 0744-54-3240(飛鳥観光協会) |
| 時 | 9:00〜17:00(最終入場16:45) |
| 休 | 無休 |
| 料 | 2026年4月から料金改定予定 大人:300円(4/1〜 500円) 高校生以下:100円(4/1〜 200円) 未就学児:無料 |
| HP | https://www.asuka-park.jp/area/ishibutai/tumulus/ |
特集一覧:親子でめぐる「飛鳥・藤原の宮都」
当サイト「奈良の子連れお出かけマガジンcanoco[カノコ]」では、2026年の世界遺産登録を目指す「飛鳥・藤原の宮都」のエリアを、親子で楽しめる視点で紹介しています。
巨石の古墳や謎の石、昔の都があった場所、広い公園など、子どもと一緒に発見しながらめぐれるスポットがたくさんあります。



これまで当たり前だった風景が、世界遺産になる瞬間を迎えられるって感激…!
これを機に、親子でめぐって魅力を発見しよう♡
スポットやコラム、親子で楽しめるコースなどを紹介していきますので、親子で飛鳥をめぐるときの参考にしてみてください。





コメント